筋トレ歴15年!元重量挙げ競技者で全国大会優勝者。数々の試合を総ナメ。「重量挙げチャンプだい」です! 詳しいプロフィールはこちら!重量挙げってなかなか結果でなかったり、コツコツと努力してやったけど重量全然挙がらずに途中で挫折したりしますよね。 あこがれのモテマッチョも夢のまた夢・・・。 そうするとモチベーションもガタ落ちですよね。 しかし、大丈夫です。重量挙げチャンプの僕が、重量挙げの底上げに役立ち最短マッチョになれる!そんなアイテムを実体験のもと厳選しました! これさえ知ってしまえば、あなたは努力が報われずマッチョをあきらめていた絶望から解放されることマチガイないでしょう。 そんな理想のマッチョライフに直行できる毎日へご招待しましょう。
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- プレスって何、どんな挙げ方
- 種目としてプレスの現在は
重量挙げで、「プレス」と言う挙げ方についてご存知でしょうか?
名前を知っている方も多いと思いますが、実は現在競技種目として行われていません。
何故、どのような理由や経緯で種目から外れたのか、意外と知られていないんです。
今回は、プレスとは「どんな挙げ方だったのか」、また「どうして廃止されたのか」、詳細について見ていくことにしましょう。
ですが、今もトレーニングのなかに「プレス」は普通に取り入れたりするんですよ。
- プレスは腕の力のみを使う挙げ方
- プレスは種目として廃止され、現在はおこなわれていない
Contents
プレスとはどんな挙げ方なのか
- クリーン&プレスで挙げる動作
- 腕の力のみを使う挙げ方。
簡単には、両手による差し上げ競技で、腕の力のみを使って一挙動で頭上へ差し上げます。
クリーン&プレスで挙げる動作
- クリーンまではジャークと同じ動作
- 第2動作がジャークとは違う
まず情報整理のために、現在の競技内容を押さえておきましょう。
今現在、重量挙げは「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」の、2種目で構成されています。
各種目それぞれ3回ずつ試技を行い(計6回)、試技に成功した最高重量の合計にて順位を競います。
そしてプレスについてですが、クリーン&プレスの流れでバーベルを挙げます。
クリーンまでは、クリーン&ジャークと一緒になりますので、ジャーク部分での挙動がプレスに変わります。
表にまとめてみました。
種目 | |||
動作 | スナッチ | クリーン&ジャーク | クリーン&プレス |
第1動作 | 両手でバーベルを握り、一気に頭上まで持ち上げて立ち上がる(スナッチ)。 ここで完了。 |
プラットフォーム(床)に置かれたバーベルを、いったん鎖骨の位置まで持ち上げ立ち上がる(クリーン)。 | プラットフォーム(床)に置かれたバーベルを、いったん鎖骨の位置まで持ち上げ立ち上がる(クリーン)。 |
第2動作 | 全身の反動を使って一挙動で頭上へ差し上げる(ジャーク)。 | 腕の力のみを使い一挙動で頭上へ差し上げる(プレス)。 |
ちなみに、「スナッチ」や「クリーン&ジャーク」についてもっとよく知りたいよ!と言う方は、こちらの記事に詳しく書いていますので、是非参考にしてみてください。
スクワットスナッチは難しい!?3つのコツとトレーニングで憧れの選手に!
効率的に鍛えたいあなたに!【必見】クリーン&ジャークの効果とコツ
- 途中まではジャークと同じ動作
- 第2動作がジャークとは違う
腕の力のみを使う挙げ方。
- 全身の反動を利用せずに挙げる
- 背や腰を反らさず挙げる
前述しましたが、クリーンの後に腕力だけで差し挙げる挙げ方になります。
全身で勢いをつけて挙げたり、背や腰を反らさずに挙げます。
純粋に腕力頼りになるので、当時の選手は皆さん上半身がえらくゴツかったらしいです。
写真は、五輪4大会連続出場し2連覇も成し遂げたレジェンド、「三宅義信」さんです。
ちなみに、元重量挙げ日本代表選手「三宅宏実さん」の叔父にあたる方です。
- 全身の反動を利用せずに挙げる
- 背や腰を反らさず挙げる
プレスが廃止された理由
- 腰への負担が大きい
- 競技時間の短縮
- 判定が難しい
ここでは、なぜ廃止されるに至ったか過去の記述や囁かれている噂話を交えながら書いていきます。
1972年の、ミュンヘンオリンピックから廃止が決定されたのですが、当時は主要な種目の一つが廃止されることに対して複雑な声もあり、多くの議論を呼びました。
ただ、国際的に世論の流れは廃止への方向に傾いていましたので、最終的に総会の決議にて賛成多数で廃止が決定しました。
下記、当時の参考文献からも、廃止について協会の苦悩がうかがえますね(汗
日本ウエイトリフティング協会
引用・参考文献①:日本ウエイトリフティング協会会報、No.4(P47)
引用・参考文献②:日本ウエイトリフティング協会会報、No.5(P40)
腰への負担が大きい
- 時代として精神論が先行していた
- 腰痛と隣り合わせが普通であった
まず腰へかる負荷の問題がありました。
当時は、「スポーツ学」がまだまだ発展中の時代でした。
良くも悪くも精神論が先行していた時代です。
プレスは、動作的にも腰への負荷が大きく掛かります。
腰を痛める選手が後を経たたなかったと、当時を知る経験者にお聞きすることがあります。
実際プレスを試技している映像です。
- 時代として精神論が先行していた
- 腰痛と隣り合わせが普通であった
競技時間の短縮
- 競技にかかる時間が長かった
- 選手の肉体的負担も大きかった
もう一つ大きな理由として言われているのが、競技時間の短縮になります。
もともと、「スナッチ」・「クリーン&ジャーク」・「クリーン&プレス」を、1試合3種目各3試技で計9試技おこなっていました。
一人頭、9試技消化するには時間がかかり過ぎることもあり、競技時間を問題視する声が問われていたのです。
- 競技にかかる時間が長かった
- 選手の肉体的負担も大きかった
判定が難しい
- プレスのスタイルが変わってきた
- 判定基準が曖昧だった
そして、審議する側の問題もありました。
プレスの試技においては、その判定の難しさから基準が曖昧となり問題視されていました。
ここまで、「プレスは腕の力で差し挙げる」と書いてきましたが、下半身の反動も利用する「プレスのスタイル(プッシュプレスと呼ぶ)」が徐々に容認され、プレスの記録もどんどんと更新されていくこととなるのです。
ジャークとの境界線も指摘され、試技基準の曖昧さから判定に疑問を問う声が多く上がっていたのです。
※ちなみに、「プッシュプレス」に対して、これまで説明してきた反動をつけない挙げ方は、「ミリタリープレス」と呼ばれています。
重量挙げの基本的なルールについては、こちらの記事に詳しく書いていますので、是非参考にしてみてください。
【筋肉勝負じゃない!?】普段スポーツ観戦をしない人でも楽しめる 重量挙げのルール!
- プレスのスタイルが変わってきた
- 判定基準が曖昧だった
まとめ
- プレスは腕の力のみを使う挙げ方
- プレスは種目として廃止され現在はおこなわれていない
もう今は種目として存在しない「プレス」についてまとめてみました。
ただ、今でも筋肉部位の鍛錬などにプレスを取り入れたりしている人はいます(ボクもですが)。
種目としては存在しないため、あくまでもトレーニングの一環程度にはなりますが、特に肩周りの「三角筋」には効果絶大です!
是非、みなさんもトレーニングに「プレス」を取り入れて、スーパーマッチョな肩周りを手に入れてください!
サイト管理人プロフィール学生時代に全国大会優勝。大学にスカウトされて4年間続ける。関東大会優勝連覇、全日本大会3位入賞。男子最優秀賞受賞。社会人になってもジムで筋トレの生活を取り入れている。(モテたいため)
- 名前:重量挙げチャンプだい
- その正体:重量挙げ元全国大会優勝者
- 重量挙げ・筋トレ経験者(トータル15年)
- 趣味:筋トレ。アニメ鑑賞。ドライブ。
- 筋トレのきっかけ:腕相撲強くなりたかった。マッチョになりたかった。
- 詳しいプロフィールはこちら! →【プロフィール】:重量挙げチャンプだいの話
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