重量挙げ用の靴って！？リフティングシューズの効果はウエイトリフターの強い味方である！

重量挙げやトレーニングするときに、どのような靴を履いていますか？

リフティングの種目においてよく履かれている靴、「リフティングシューズ」というものがあることを、知っている方は多いかと思います。

今回は、リフティングシューズって「どんな靴なの？」とか、「どんな効果があるの？」と言う疑問について解説していきます。

リフティングシューズがどのようなものなのか、少しでもご参考になればと思います。
その上で、ご興味があり必要性を感じられる場合は、購入に向けて検討されてみてはいかがでしょうか。

今はまだ、普通の運動靴使ってトレーニングしてるんだけど、やっぱり重量挙げ用の靴履くとなんか違うのかな？

そうですね、結論としては姿勢に大きく関わってきます。

やっぱり、その競技にはその競技の特性に合わせたアイテムが存在し、パフォーマンスにも作用してきます。

走るには、ランニングシューズも長距離・短距離用がありますし、それ以外の競技にも目的に合わせた靴が存在します。

リフティングシューズを履くことで、より効果的なトレーニングでマッチョに近づけますよ！

リフティングシューズの特性を知ることで、重量挙げに必要な姿勢や動作の理解も深まると思いますので、是非ご覧になってください。

一般的な運動靴との違い

まず構造の違いを取り上げます。
一般的な運動靴との違いにおいて、ヒールの高さ・それとソールの硬さが上げられます。

リンクの画像を見比べていただくとわかるとおり、上段のランニングシューズにくらべ、下段のリフティングシューズはヒールが高くつま先に向けて低くなるように造られています。

足首の角度が数度（3～4度）高くなり、屈みやすくなります（詳しくは次の項目で説明します）。

それと、一般の運動靴にはソウルの柔らかさや柔軟性・クッション性が重視されますが、リフティングシューズはソールが硬くなっています。底を叩くと、コンコンと硬い音がします。

クッション性が高いと、踏ん張る足の力がクッションに吸収されてしまい、踏ん張る力が地面に伝わりにくくなります。

ソールが硬いことで、踏ん張る力が地面に伝わりやすくなり、グリップが効く（滑りにくい）という特徴があります。

正直、最初履いたときの姿勢に違和感を感じると思いますが、「なぜそのような造りになっているのか」特性を理解することで、効果を実感することでしょう。

走ったり飛んだりする用途とは、全然靴の構造が違うんだね。

はい、いかにその場で「高重量を挙げるための姿勢がつくれるか」を、考えての構造になっています。

重さのあるものも多いため、フットワークを要するような軽い運動での使用には向いていません。長時間履いていると結構疲れます。

履いたことで得られる効果など

では、実際に履くとどのような効果があるのか？
前述の、「グリップが効く（滑りにくい）」以外にも次の効果が期待できますので、解説していきます。

前傾姿勢が取りやすくなる

構造の違いはわかったんだけど、実際にどう言う効果があるの？

踵の位置が上がることで、前傾姿勢が取りやすくなります。

まずは、一般の運動靴の例で足裏がフラットな状態（ベタ足）と比較した場合に、リフティングシューズはヒールに高さがありますので、踵の位置が上がり深く屈むことなく前傾姿勢が取りやすくなります。

あ～っ、屈んだ時に姿勢が維持できなくてつま先が浮くことがあったりして気になってたんだよね。

フォームが乱れて、つま先が浮くのを抑えることにも繋がりますね。

そのため、フットワークを要するような軽い運動での使用には向いていません。

フォームが安定することで挙上重量が増える

一連の動作がやりやすくなる（前傾姿勢が取りやすくなる）ことで、フォームがより安定します。
フォームがより安定することで、力の伝達がスムーズになりますので、挙上重量が増えることにも繋がります。

なるほどね、これはモチベーションが上がるね！

1にも2にもフォームが大切です！
持ち挙げられる重さも増えるとヤル気も出ますよね！

怪我の予防に繋がる

もう一つ、フォームの安定は足や腰・背中にかかる負荷を軽減し、体を守ることにも繋がります。
負荷を軽減することで、関節などを痛める怪我の予防にもなるのです。

怪我の予防効果があるんだね。

そうです、安全のためにも正しいフォームを維持することが大事なんです。

安全にトレーニングしてマッチョになりたいね！ちょっと靴が欲しくなったよ笑

下記動画では、初心者に向けてリフティングシューズをより詳しく紹介していますので、是非参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回の記事で、「リフティングシューズ」が気になった方は、ジムのトレーナーさんなどに聞いて、お近くで扱っているお店などを調べてみてください。

価格帯や種類もいろいろありますが、サイズ感がとても大事なため、できれば遠出になっても一度実際に試着してみることをおすすめします。